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外郎(ういろう)

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外郎(ういろう)は子供のころ、名古屋のお土産で頂いてから、「美味しくない」って思っていて。山口のお土産で頂いて、これも「美味しいとは言えない」って思って。50歳になるまで、口にしなかった外郎。

ところが、この春に名古屋のお土産に頂いて・・・仕方なく食べてみたら、「えっ!これって昔に食べた外郎!?もう、別物!」と思うくらい美味しい!

まあ、40年くらいは食べていないので、昔の味も覚えていない。ただ、漠然と美味しくないと感じたことだけを覚えている。

外郎の起源は江戸時代らしく、全国各地に名産品として外郎があります。

米粉などの穀類の粉に砂糖と湯を練り合わせ、型にいれて蒸して作ります。

粉にする手間や砂糖をつかうことを考えると、江戸時代にはぜいたく品だったんだろうなって思われます。

今は、外郎みたいに素朴でシンプルなお菓子は珍しく、わたしも、やっと外郎の奥深い美味しさがわかる舌になったのかなぁ。なんて、思ったり(笑)

今回は、上新粉と白玉粉と小豆あんで、外郎にしました。粉の種類をかえたり、サツマイモや黒糖など、色々な味に挑戦してみよと思います。