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感染症の時代

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感染症が猛威を奮いだしました。

昨日のニュースにマイコプラズマ肺炎が昨年が最高だった患者数を今年はすでに超えてしまったと。

また、RSウイルス、風疹、春には手足口病が大人に流行など、感染症が大流行しています。

マイコプラズマ肺炎の大流行に関して、流行が収まらない理由の一つは耐性菌に感染しているため抗生物質が効かなくなっているためと言われています。

耐性菌は抗生物質の乱用で、出現します。

この耐性菌は、今や国際的に重要な問題として認識されていて、耐性菌がこのまま増加し続ければ20世紀の最大の発明の一つの「抗生物質」の効果が失われてしまうのではないかと懸念されています。2011年、WHOの世界健康デーのテーマは“耐性菌と戦う”でした。

このような国際的な危機感は、日本では共有されていなような気がします。抗生物質は、安易に処方されていますし、患者さんも、自己流で安易に飲まれています。

このように感染症が大流行するのは、抗生物質、抗ウイルス剤の乱用と、私たち自身の免疫力も弱っているからです。

私たちが本来持っている免疫力が正常に働けば、感染症は怖い病気ではありません。

トマト薬局がいつも言っている、「病気に負けない体づくり」を本気で取り組む時代が来たような気がします。