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想い。

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昨日、研修会の前に、お気に入りの天満にある『星霜珈琲店』に行きました。
最近の私のストレス解消は、星霜珈琲店でお気に入りのストレート珈琲を飲むことです。
日・祝にしか行けない上に、その休日でも行けないことが多いので、
昨日は、研修会前の僅かな時間でも行ってしまいました。
今、私のお気に入りの珈琲は、“イスマイリ・モカ”です。
といっても、私は珈琲のことは、全くわかりません(笑)
私は、父が珈琲が好きだったこともあって、子供の頃から珈琲は身近にあって、飲んでいました。
高校生の時に、今まで知っていた喫茶店ではなく、珈琲専門の珈琲店と出会います。
その時初めて、ストレートコーヒーの存在を知りました。
その上、そのお店がとても素敵で、今でも、思い出せるほど印象に残っています。
私が、今満56歳なので、40年前のことです(^_^;)
当時の私には、1杯の価格がとても高かったのと、高校からの帰宅中に途中下車をしなければ、行けないこともあって、ひと月に2~3回ぐらいしか行けませんでした。
そのお店に行って、珈琲を飲むことが、過ごす時間が、私は大好きでした。
実家から遠かったこともあって、高校を卒業してからは、ほんの数回しか行ってないのですが、
ずっと変わらず素敵な珈琲店でした。
ずっと変わらずあると思っていた珈琲店が、今から数年前に訪ねると、
なくなっていました。
以前のブログにも書いたかもしれませんが、
娘とふらっと入った星霜珈琲店で飲んだエチオピアは、その高校生の時に通っていた、
今はもうない珈琲店で飲んだ珈琲店を思い出させてくれました。
高校生の時に通った珈琲屋さんは『カファKaffa』でした。
当時から、「何でカファなんだろう?」って思っていたのですが、
たずねることもなく、由来は知らないままでした。
昨日は、星霜珈琲店の開店時間ぴったりに入ったので、まだお客様も少なく、
星霜珈琲店のマスターが、私が気に入っているイスマイリ・モカのことを話してくださいました。
その時に、見せて下さったのが『モカにはじまり』でした。
少し読んでいると、とても面白くて、早々に買って研修会に行きました。
今朝、ゆっくりと読んでいると、
『エチオピアコーヒー発祥の地は西南部のカファ(Kaffa)地方であることは間違いないだろう・・・』
思わず、“カファ”は、ここからきてる!!!って思いました。
今は、真相は確かめることはできませんが、
私は、ここからきているって勝手に決めました(笑)
初めて星霜珈琲店でエチオピアを飲んだ時から、ずっとカファが見え隠れしていたような気がします。
私には、カファが閉ってしまって、「もっと行っておけばよかった」とか
「もう1回、カファの珈琲を飲みたい」っていう思いがずっと心の片隅にあったんだと思います。
その思いが、星霜珈琲店と出会わせてくれて、この本にも出会わせてくれたんだと思います。
全ては、珈琲に魅せられて、情熱を傾けて淹れる一滴一滴だからこそ、飲んだものの心を動かすのだと思います。
そして、その一滴一滴は、同じ情熱をもって淹れる者へと受け継がれるのでしょう。
『モカに始まり 産地紀行編』は、非常に面白くて、ますますモカに魅せられています(^^)v
この本の著者の故森光宗男氏は、珈琲の神様と言われている方だそうです。
なんだか嬉しい♪