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中元。

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今日は、道教の祭日、三元節の一つ“中元”です。
三元節の由来は、
中国の水を司る神、龍王には三人の娘がいました。
この娘が、三人とも、陳子椿(ちんしちん)という青年に恋をして、
妻となり、それぞれ男の子を産みました。
このなかで、一月十五日生まれた子は、「上元一品の天官(人間に幸せを与える職)」、
七月十五日に産まれた子は、「中元二品の地官(人間の罪を許す職)」、
十月十五日に産まれた子は、「下元三品の水官(人間の災厄を取り去る職)」を
という位を授かったそうです。
これが三元節の由来だそうです。
やがて、日本に伝わり、中元の時期がお盆の時と重なっていたことと混同されて、
今の中元の習慣が残ったのだそうです。
本来は贖罪、つまり、罪滅ぼしの品を贈る日。
日頃、迷惑や、心配をかけている人に、改めて感謝する日だったのですね。
~美人の日本語 山下景子著より~