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日別アーカイブ: 2012年9月24日

高取保育園1

福岡県早良区、市の中心街天神からほど近い街にある高取保育園では、昭和43年の開園当初より無農薬有機栽培の農作物を使用し、玄米菜食の給食を一貫して実施しています。

高取保育園の給食では、1歳児から主食に玄米を食べさせています。おかずは皮つきのごぼうなどが入った具だくさんの味噌汁や、昆布とかつを節でしっかり出汁をとった旬の野菜の煮物、しらすやゴマをまぜた納豆など。化学調味料は一切しようせず、味噌は1年分を園児と一緒に仕込む。同園のモットーは体験、体感させる。「実学的保育」。味噌だけでなく、梅干し、らっきょう、干し柿、たくあん、等の保存食も自分たちで作る。

園児は風邪もあまりひかず、裸足で薄着。それだけでなく、アレルギーなどの症状がよくなっていく。生活体験、実学から入っていく。これを繰り返していけば、子供なりに自分の直観力で、食べ物として何が本物か、嘘、おかしいかは自分のものさしで測れるようになってきます。頭でしか考えないような判断はしてほしくないので、玄米中心の食生活を保育の中心に据えて、ずっとやってきました。と、園長の西先生は言われます。

「食は命なり」。食事は体作りの基盤であり、味覚の形成や人格形成にまで深い影響を与える。つまり、毎日の食生活の積み重ねから作られていく!!!!!