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日別アーカイブ: 2016年11月7日

今朝も味噌汁を食べて行ってきます!~食物繊維と免疫力~

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今朝は、小松菜、ゆば、しめじの味噌汁です。
今日は、二十四節気の“立冬”です。
『冬の気初めて立つ』ころです。
暦の上ではいよいよ冬です。
冬の到来をつげる“木枯らし一号”が観測されるころです。
確かに、ぐっと冷え込んできました!!
風邪やノロウイルスなど感染症が流行しています。
味噌汁とご飯とバイオリンクは、感染症予防にお薦めの食事です。
理由の一つに、腸内細菌を増やす食生活だからです。
腸は、脳より賢いと言われ、免疫細胞の70%は腸で作られていると言われています。
腸内には免疫を活性化する腸内細菌が生息していて、この腸内細菌の働きが、
心身の健康のバロメーターといわれています。
それを確認できる一つが“排便量”です!
便の量を食べかすと思っている方が多いのですが、それは間違いです。
食べかすは、便の量の5%ほど。
一番多いのが60%の水分、次が腸壁細胞の死骸で15~20%、次に10~15%で腸内細菌です!!
つまり、排便量が多いほど腸内細菌の量が多いことで、免疫力が活性化しているということになります!
世界中の便を調べてきた藤田紘一郎博士は、便の量と食物繊維の摂取量は相関関係があると言われています。
食物繊維は腸内細菌のエサになるので、腸内細菌が増えて、便の量が増える。
メキシコ人は食物繊維の多い豆をよく食べるので、排便量が多く免疫力も高いと言われています。
戦前の日本人と比べると、今は、食物繊維の摂取量は半分以下、便の量も半分以下に減ってきています!
さらに、今は、どの年代でも、1日の食物繊維の必要量を摂れていません!!!
つまり、腸内の環境は悪く、免疫も活性化していない。
免疫だけでなく、腸内環境の悪化は、脳とも関係していることがわかっています。
味噌汁とご飯とバイオリンクを食事の中心に据えることは、
食物繊維量を増やし、腸内細菌の善玉菌を増やし腸内環境を整える食事です。
免疫にもお薦めですが、ニコニコで過ごすにもおすすめです(^_^)v
さぁ、今日もニコニコで過ごします♪