お知らせ&ブログ

日別アーカイブ: 2012年12月26日

清涼飲料水は脳こうそくのリスクを上げます!

【辻外記子】清涼飲料水を毎日飲む女性は、脳梗塞(こうそく)になるリスクが、ほとんど飲まない女性より1.8倍高いとする調査結果を、国立がん研究センターや大阪大などがまとめた。過度に飲むと、糖尿病になりやすく、動脈硬化が進んで、脳梗塞のリスクも高まると分析している。

研究班は、岩手や東京、沖縄など5都県に住む40~59歳の男女約4万人を、約18年追跡調査した。甘味料が入った飲み物を飲む頻度で「ほぼ毎日」「週3、4回」「週1、2回」「ほとんど飲まない」の4グループにわけ、脳卒中などになった人の割合を比べた。

この結果、脳の血管がつまる脳梗塞になるリスクは、喫煙や日頃の運動といった他の生活習慣の影響を受けないよう調整しても、女性では飲む頻度が高いほど高い傾向が出た。ほぼ毎日飲む人は、ほとんど飲まない人の1.8倍だった。一方、男性では関連はみられなかった。脳の血管が破れるタイプの脳出血では、男女共に関連はなかった。

26日のデジタル朝日の記事です。

お客様によくお話することですが、

コンビニ、自動販売機、スーパーで清涼飲料水や、ジュースの売り場の大きさはどうですか?狭い?広い? どこに売っているかわらない?

売り場面積は広いですよね、すぐ見つかりますよね。

と、言うことは、よく売れているといううこと!飲んでいるんです!

子供もよく飲んでいます。1日コップ1杯だから・・・大丈夫とか思っていませんか?ジュースは1杯でも、パン、スナック菓子、アイスクリーム、ヨーグルト、ゼリー、お菓子、調味料など甘味料はあちらこちらに入っています。これが、動脈硬化をすすめる一つです!

今、あげたものの売り場面積って広いでしょう!!!私たちは買っているんです、選んでいるんです。食べているんです。

バイオリンクはやめられません。

 

 

 

睡眠の質

眠ったにも関わらず「起きた時に頭がボーっとする」「寝た気がしない」「昼間眠くてたまらない」など、感じたことありませんか?

これは眠ってはいるけど、“深いねむり”ができていないからです。

睡眠には、レム睡眠(浅いねむり)とノンレム睡眠(深い睡眠)の2種類があり、それぞれ疲れを取るのに異なった役割をしています。

ノンレム睡眠は、脳の回復や修復を行い、疲れをとる重要な働きをし、レム睡眠は筋肉の緊張を緩め、体の疲れをとります。

質の良い睡眠をとるためにはノンレム睡眠、レム睡眠の両方をバランスよくとることが大切です。

もっとも深い眠りはノンレム睡眠の時に、しかも、眠ってすぐにくるノンレム睡眠で得られます。この最も深い眠りのときだけに“成長ホルモン”が分泌されます。この成長ホルモンは体を大きくするためのホルモンとは少し違って、代謝を促進して、細胞の修復を促進します。成長ホルモンがないと、脳の修復ができません。

この最も深いねむりが得られないと“眠ったのに疲れが取れない”など、上記のような症状が現れます。ノンレム睡眠が少ない状態が続くと脳の疲労がとれないので、うつ病になりやすくなります。

良い眠りをえるためには『睡眠物質』とよばれる、眠りを導く物質が脳内に満たされることが必要です。睡眠物質は、ブドウ糖、アミノ酸を原料として、亜鉛、セレン,銅、ビタミンB12などのミネラル・ビタミンが必要です。

睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)は、眠れますが、最も深い眠りが得られません。だから、脳の疲れは修復はできていません。

また、加齢も最も深い眠りが減少していきます。老年性のうつ病は深い眠りが得られないことも原因の1つです。

朝起きて疲れがとれていなかったり、寝つきが悪いと感じたら早めに脳へ栄養補給しましょう。うつ病になってしまうと、海馬が傷つくので修復に時間がかかります。また最も深い眠りで分泌される成長ホルモンは、糖代謝、脂質代謝、タンパク合成、電解質代謝をよくします。

睡眠の質をよくすることは、体を健康な状態へ導くことです。もちろん、お肌もすべすべです。